マンションの売却時には、殆どの場合実際の部屋を見て貰います。
(投機目的や遠方の買い主の場合見ないこともあるそうです)
高価な買い物なので、きちんとしたデータでの話を行うことが基本ですが、
やはり人間なので見た目の印象が悪いとどうしても評価が下がります。
嘘をついてはいけませんが、印象を良くするためには最低限の「お化粧」が必要です。
日本の家は一戸建てにしろ、マンションにしろ最大の敵は「湿気」です。
マンションでは湿気など関係ない、と思われている人も多いと思うのですが、
やはり日本にある限り湿気は高いですし、結露も起こります。
特に多いのが外気に触れるガラス窓の周辺部分。
これからは結露対策用の樹脂フレームも増えていくと思いますが、
今の段階では殆どがアルミフレームだと思います。
アルミは金属なので、温度変化による結露の起きやすい部分です。
結露するとカビが発生します。
このカビ(黒カビ)は通常、ぞうきんでしっかり擦れば取れるので、
部屋の下見時にはしっかりとカビを取っておくことをオススメします。
これだけで部屋の印象はだいぶん変わります。
もちろん部屋の壁紙の穴を埋める、壁や床の汚れを取っておくと言った作業も同時に必要になります。
これに加え、当然家の掃除もする。
やることはそれほど難しくありませんし、当たり前のことばかり。
でもその当たり前の掃除作業が下見が二回・三回と続くうちに段々と面倒になってきます。
マンションの売却は、特に緊急で売却する必要がある場合を除き、通常価格を順に下げるような売り方をします。
売却期間には3〜6ヶ月、あるいはそれ以上を見込んで値段の下げ幅を設定するそうです。
でも実際にはこの間、下見に何名ものかたが訪れます。
そう考えるとこの綺麗にする作業だって結構大変と言うことが分かると思います。
しかし大変だからこそ、他の売却者はできないと考えてみてください。
この細かい作業を行うことで売却は短く、高値で売れたとなるとその意義も少し感じていただけるのでは無いでしょうか。